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HTMLコーダー・フロンエンド・UI設計。WEBデザイナーにはどのような仕事があるのか

WEBデザイナーの仕事の種類

WEBデザイナーという仕事は多くの仕事を含んでおり医者と似ています。内科・外科・消化器科・など医者といってもそれぞれが専門として独立しています。基本的にはすべての知識を持っているけれど、その中で自分の専門としている分野があるという点でWEBデザイナーも同じことがいえます。

WEBデザイナーという職業の中で、どのようなパラメーターを育てていくかで将来的な仕事の仕方が変わってきます。今回はそれをまとめます。

WEBデザイナー

一般的にこの言葉が使われる人は2つのパターンがあります。1つはWEBサイトのデザインのみを行いコーディングは全く行わない人。これはグラフィカルなデザインをするデザイン事務所やデザイナーに多くみられますが、減少している傾向にあります。

もう1つがWEBデザインを行いHTML / CSSを使ってコーディングを行える人。採用企業のいうWEBデザイナーというのがこれに相当し、現在のWEBデザイナーのスタンダードです。

HTMLコーダー

WEBデザイナーが作ったカンプを元にコーディングを専門に行う人です。デザイン製作会社などの外注として仕事を受けることが多い仕事です。

javascriptでの機能実装を含む場合があります。デザインの現場は人材不足が起こりやすく、コーディングよりもデザインの方が難しいという認識が強い現場もあるため、仕事が回らないときWEBデザイナーはデザインのみに専念し、他はクラウドワークスなどの外注に投げることがよくあります。

フロントエンドエンジニア

WEBデザイン・HTML /CSSというデザインにjavascriptでの実装を行える人をさします。javascript実装をしなくてもWEBサービス現場でシステムエンジニアと画面を開発するデザイナーのことも一般的にはフロントエンドエンジニアの扱いになります。

コーディングの技術もサーバー負荷やリクエスト数(画像やファイルの数)を減らす技術やSEOの知識も求めれられます。

WEB開発に関わる以上、PHPを扱えるフロントエンドエンジニアも多く、豊富な知識と技術を持っているためこのレベルから単価が高くなります。派遣で時給3000円~、常駐で80万/月~といった案件も少なくありません。そのくらいフロントエンドエンジニアの需要は高く、現場から信頼される人材が少ない現状があります。

UI・UXスペシャリスト

私の以前の肩書です。WEBサイトのレイアウトやボタンの位置や大きさ、ページの導線設計を行いコンバージョン(売上・予約・問い合わせなどの達成率)やUU/PV(1人あたり何ページ見るか)の数値を出して改修を繰り返すのが仕事となります。

すべてが数字ベースで考えて2つのサイトを同時に作り、ABテストという手法で数値の良かったウェブサイトをリリースして、さらにそこからABテストを繰り返していきます。

1ページ単位のデザインではなくWEBサービスやアプリケーションを総じて使いやすいものなのか、というユーザー体験(UX)を考えて実践していく仕事です。

デザイナーとしては最上流工程の位置するので、自分でデザインを起こすこともあれば、ワイヤーフレームだけ作成して他のデザイナーにデザインを依頼することもあります。ミーティングやデータの洗い出しが多いのでディレクター色が強くなります。

UI・UX系のデザイナーはWEBサービスの利益に直結する仕事であるため多くの企業で募集されているデザイン職です。特にスマホはWEBサイトほど情報量が載せることができず、ユーザーの求める情報まで快適に導線を作れる経験者がまだ少ないため、売り手市場です。

WEB屋

主にフリーランスのWEBデザイナーで多彩なスキルを持っている人のことを言います。WEBデザイン・HTML /CSS・javascript・SEO・広告運用・写真撮影・PHPなどあげればキリがありません。

WEB屋と呼ばれる人は最低限WordPressを使ったWEBサイトを立ち上げるスキルは持っており、企業に属するならば中堅以上のスキルを持っています。

WEB屋は自分の持つスキルを使ってニッチな需要を取り込むか、包括的なサービスを低価格で提供することで仕事をする2つパターンが代表的です。

例えばフロントエンドエンジニア+写真撮影のスキルを組みわせて企業やお店のCMSを作ることを得意とするWEB屋もいれば、WEBデザイン+DTP+広告運用などを組み合わせて1つの会社の広報部分をすべてフォローするということもあります。

WEBデザイナーからのディレクターへ

WEBデザイナーからデザインの世界に入り、ディレクションの道に進む方もたくさんいます。デザイナーに仕事を振ったり、スケジュール管理などWEBデザイナーの経験が多いほど社内のマネジメントがスムーズということから、ステップアップとしては自然な流れです。

給料もWEBデザイナーよりも高くなることが多いですが、自分の手でデザインをすることが少なくなるため話がきても現役のWEBデザイナーにこだわる人もいます。

WEBディレクター

ウェブサイトを作り上げるために進行管理とクオリティコントロールを行うのが主な仕事です。WEBディレクターは色々な経歴の人がなる仕事で、WEBデザイナーからディレクターになったデザインに強い人、営業や企画からディレクターになった折衝や提案力のあるディレクターなどです。

スケジュールどおりにウェブサイトがリリースできるように、各デザイナーへの仕事の割り振りやシステムエンジニアへの実装指示、コーディングやバナーなどの外部発注などを行います。

クライアントからの発注でウェブサイトを作る場合はクライアントとの交渉でウェブサイトのコンセプト・予算見積もり・開発期間の交渉なども行います。

ウェブサイトを制作に関わるすべてに人の開発環境を整えて、仕事が止まることがないように全体を調整する必要があります。そのためにはWEBデザインのことやシステムエンジニアのことを深く理解し、問題が発生したならば速やか解決するスキルが求められます。

WEB制作現場のデザイナーのリーダーが自然と部下の管理をしはじめ、自然とディレクターとなっていくことも珍しくありません。

1つの技術でトップになるか、複合スキルでシナジーを出すか

ウェブデザイナーのキャリアステップとしてはデザインをとことん突き詰めてトップにたつか、様々な技術を組み合わせて独自の立ち位置を確保するかなどの差別化をする必要があります。

誰でもできる=誰でもいいという構図が成り立つので一般的なWEBデザイナーの給料が低いのはこのためだと思われます。

ちなみにオーストラリアのWEBデザイナーの年収は平均で580万、アメリカで780万とかなり高いですが、その分スキルが特化しているかWEB屋さんなみに包括的なスキルを持っている人が多い印象があります。

なんとなくWEBデザイナーをやっていると無個性なデザイナーになってしまうので自分の理想像をつねに持っておくことをおすすめします。

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Desingers Navigator

アルバイトWEBデザイナーから始まり派遣WEBデザイナーを経て、大手企業正社員WEBデザイナーへ。その後WEBディレクターになりUI・UXの専門に。現在はフリーランスのWEBデザイナー / ディレクターをしています。

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