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未経験者は知っておきたい給料別WEBデザイナーの仕事内容

WEBデザイナーの仕事内容

WEBデザイナーの仕事はWEBサイトを作ることです。これが実際の仕事となるとどんどん細分化されていきます。WEBデザイナーとして仕事を始める前に実際の現場ではどのような仕事内容なのかを確認しましょう。WEBデザイナーとしての技量によって振られる仕事に大きな違いがあります。私の経験をベースに給料別にどのような仕事があるのかをまとめます。

【時給900円~1000円】WEBデザイナー未経験・アルバイトの仕事内容

時給900円~1000円程度のアルバイトでのWEBデザイナーの仕事内容です。ウェブサイト運営の業務経験がない人に最初からウェブサイト構築やページ作成などを任せるには会社としてリスクが高いことから、最初は失敗しても問題ないような仕事を与えます。最初の2ヶ月くらいはひたすらルーティンな作業になる現場もあります。地味な作業が多いですがWEBデザイナーとしての下地を作るために必要な経験です。

保守・更新作業

保守作業

WEBデザインの実務未経験の人、経験者でも転職したて最初の仕事では既存のWEBサイトの保守と更新作業を任されることがほとんどです。つまり保守作業ができるスキルがあれば実務未経験からWEBデザイナーとしての1歩を踏み出すことができます。

WEB制作をしている会社も様々で、デザイン会社であればクライアントのウェブサイトを複数管理していますし、通販などの会社のECサイト部署ならば1つのサイトを集中して管理しています。担当するウェブサイトの違いはあれど、保守管理の面では作業はほとんど変わりません。

バナー作成

バナー作成

WEBデザイナーならば誰もが通る道です。ディレクターとしてはキレイなバナーを作れるWEBデザイナーがいると凄く嬉しいです。私の経験ですと未経験者が作るバナーをそのままウェブサイトに載せることは稀でほとんど手直しを入れます。最初の何ヶ月かは新人さんは戦力どころか教育が必要な期間と割り切っています。

実務未経験の人にとっては自分のデザインを先輩が手直してまとまったデザインする過程を見て、バナーデザインの感覚を掴む貴重な勉強期間です。写真の扱い方やフォントの選択、Photoshopの効果のテクニックなど、現場でしか手に入らない知識を得ることができます。

テキスト・リンク編集

デザインを変更しない程度の更新作業になります。バナーを張り替えてリンク変更したり、更新情報のテキストを入力してアップロードするといった作業手順です。Dreamweaverを使ってサーバーにログインしてファイルをアップロードする操作を覚えておきましょう。

アルバイトWEBデザイナーは職場で得た技術を使って自分でウェブサイトを作る

せっかくWEBデザイナーとしてのスタートを切ったのですから更に上のレベルを目指しましょう。やるべきことは職場で扱わせてもらえないウェブサイト全体のデザインやコーディングなどを自分の家で行うことです。タイミングがいいと先輩デザイナーがウェブサイトを新規で立ち上げたり、リニューアルする作業を間近で見ることができるので、どのようにデザインを作り、それをどうやってHTMLにしていくのかの過程を勉強できます。

自分でウェブサイトをデザインしてコーディングまで行えるようになれば、アルバイト先でも1ページまるごとデザインなどを任せられることもありますので、頑張って勉強しましょう。

【時給1600円~2000円】派遣WEBデザイナーの仕事内容

派遣WEBデザイナー

時給1600~2000円レベルの派遣WEBデザイナーの仕事になると、会社のメイン戦力かつ即戦力が期待されます。アルバイトのWEBデザイナーは中小企業が多いことに対して、派遣社員のWEBデザイナーは一部上場の大手企業の案件があります。このレベルになってくるとモバイルサイト特化や、WEBサービス開発といったWEBデザイナーとしての細分化が起こり始めます。

WEBサービスのフロントエンド開発

リクルートのじゃらんやカーセンサーといったWEBサービス開発にも派遣WEBデザイナーの方は多くいます。仕事内容はかなり専門性が高くなります。このような現場だとHTMLにコードを書くこともあれば、PHPに直接HTMLのコードを書いて納品することもあります。このレベルになるとDreamweaverのヒント機能が使えませんので手書き(スクラッチ)でHTMLやCSSが書けないと仕事になりません。

画像を使わないデザインとコーディングスキル

PVが1000万 / 月レベルになるWEBサービスになると1枚の画像の両々がシステムダウンにつながる可能性もあり、表示速度の低下にもつながることから極力画像を使わずにデザインするテクニックが求められませす。数年前だとbackground-imageの画像をすべて1枚に集約してポジションの指定だけで表示するCSSスプライトという技術が多用されていましたが、現在ではIE6 / 7のサポートを辞めたWEBサービスも多いことからCSS3を使った背景を多用します。

ディレクション能力

企画の社員から直にデザインの仕事に依頼が来ることともあります。相手は当然デザインのことは知らないので「1ページのデザインを3時間くらい」「バナーを15分で」などの無茶振りを行ってきますので、自分のスキルを把握して作業を計算することも必要です。また「キラキラした感じ」などフワっとした説明で何をデザインすればわからないケースもありますので、相手の構想をしっかり形にして仕様を決定するスキルも必要になります。

【月給25万円~50万以上】正社員WEBデザイナー

正社員のWEBデザイナー

正社員として働くWEBデザイナーは様々な形があります。給料も20万~50万以上と幅広くあります。小さい会社の通販部門ならばWEBデザインの正社員を1人で、あとはすべてアルバイトというケースもあれば、WEB制作専門の会社で営業が取ってきた様々なデザイン案件のデザインとコーディングをするパターン。WEBサービスの売上を上げるためのUI・UX設計などがあります。このように様々な仕事があるため一例として私が行ってきた仕事をご紹介します。

一例)UIとUX設計

ここ数年で一気に広まった考え方であるUX(ユーザー体験)とそれを実現するめのUI(ユーザーインターフェース)を専門に扱います。最近だとUIとUXは別々で考えているところが多いのですが、私が正社員で就職した時はまた一緒の仕事として考えられていました。

多くのWEBサービスではPVを上げるチームとCVR(成果)を上げるチームに分かれていて、UI・UXは成果を上げる部類に入ります。ウェブサイトに来たユーザーをいかにして背成果(予約・購入・問い合わせ)に結びつけるかというアプローチです。

UIの設計は特にスマートフォン専用サイトで重要で、CVRの変動が大きいことから大手企業はこぞってUI設計とUXに力を入れ始めました。クックパッドではユーザーがどのようにサイトを使うかを調査する専用の部屋を作って、一般の人が操作する画面や視点をモニタリングしてUI設計の改修をしています。

UXは色々な定義があり会社によって異なりますが、私がいた会社ではページ単体の見やすさや使い勝手ではなく、最初から最後まで使った結果もう一度使いたいか?という箇所に注力していました。

このようにWEBデザイナーでありながら、毎日CVRの数字を追いかけてABテストというサイト改修の専門のような仕事もあります。

どんなWEBデザイナーになりたいかを決めること

このようにWEBデザイナーという仕事は幅広く、給料が上がるほど細分化されスペシャリストになる傾向があります。仕事の入り口はみんなほぼ一緒ですが、アルバイトから1津上がると専門的なデザインスキルやコーディングの領域に入ってきますので、ある程度WEBデザインに慣れてきたら自分の進みたい方向性を固めておくとステップアップに役立ちます。

今らからWEBデザイナーを目指す人は将来的にどのような仕事をしたいのかを考えることをおすすめします。

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Desingers Navigator

アルバイトWEBデザイナーから始まり派遣WEBデザイナーを経て、大手企業正社員WEBデザイナーへ。その後WEBディレクターになりUI・UXの専門に。現在はフリーランスのWEBデザイナー / ディレクターをしています。

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