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高収入を目指すなら派遣の前にフリーランスで仕事を探したほうがいい理由

派遣の前にフリーランスで仕事を探す理由

派遣WEBデザイナーで大手の企業でWEBサービスを作っているときの社員さんの一言から始まりました。「え?時給1800円しかもらってないの!?2倍出そうか?」

時給900円のアルバイトからステップアップして時給1800円の派遣になって1年半。給料も額面では30万円を超えることもあり、待遇に不満を抱いていませんでした。

しかしWEBデザイナーは開発現場と仕事内容でもっと上に行けること、給料が色々な会社に差し引かれていることを知りました。

WEBデザイナーは低給料というイメージがありますが、そんなことはありません。待遇を気にせずに給料だけを見れば高単価の仕事が思いの外あります。

派遣や正社員経験者がとにかく高収入のWEBデザイナー案件を探すならば、派遣社員の前にフリーランスで仕事を探すとびっくりするくらいの高額の条件が見つかったりします。現在アルバイトの人はまずは派遣社員になり現在よりもレベルの高いWEBデザイン現場に入ることが最優先です。

フリーのデザイナーは自分のコネクションを使うのもありですが、ない人はフリーランス斡旋のレバテックフリーランスを使用すると便利です。

フリーランスの給料が驚くほど高額になるのはいくつかの事情があります。私の経験の中からその仕組みを解説します。

派遣社員はものすごく給料を差し引かれている

とある大企業の最上階のレストランフロアでの話です。

時給1800円!?給料低すぎじゃない?
え?わりといい待遇だと思っているのですが…
うちがデザイナー1人に対して月いくら出してるか知ってる?
いえ…35万とか?
60万
!?
どこに派遣で入ってるの?
◎◎社です。
うちの業務提携会社だね。あそこにうちの現場にデザイナー補充するようにお願いしたんだ。月60万で
はぁ
で、その◎◎社。マージン差っ引いて派遣会社に丸投げたね
ええー!?
だからあなたの給料、◎◎社と派遣会社に差っ引かれた上での給料なの。実質的な二重派遣だね。
ま、マジっすか…
最近スマホアプリの画面デザインやUI設計やってたでしょ?
はい
アレ、1800円の派遣がやるレベルの仕事じゃない。CVR1%落ちたら億単位の損失よ。ついでにjs書いたりsmarty(PHP)も使ってるよね。業務横断しすぎ。
いや、SEさんそのほうが仕事早いっていうので。
契約更新はいつ?
来月です。
うちの別部署と契約してこっちのチーム来ない?
い、いくらっすか?
フルコミットで月65万
行く行くー!でもいいんですか?給料2倍以上ですよ
会社として出してる金額は今までと変わらないので問題なし。

大手企業にはプロジェクト予算がある

WEBサービスを作っている企業は、開発陣がすべて正社員ということは基本的にありません。色々な企業に仕事を外注したり、社内にシステムエンジニアやデザイナーを常駐させることで開発しています(リクルートではパートナーと呼びます。)

企業は様々な形で、複数の提携企業に支払いをしなければならないため開発は予算を前提に動きます。

大きい開発のときは人員を増やしたり、緊急対応やスポット対応のために腕のいいエンジニアやデザイナーに白羽の矢が立ちます。

短期集中でガッツリ仕事をしてもらい、開発が終わったら契約が切れるフリーランスを高単価で開発に入れる理由です。

これがフリーランスが高額の給料をもらいやすい根本です。

企業がデザイナーを探すパターン

開発は予算ベースで進みます。では人員の補充は誰が行なうのでしょうか?これが重要です。

開発企業と直接契約

企業との直接契約

私場合は元の職場(大元)から直接仕事を受けるケースが多いため、この条件が多く高単価な条件になりやすいです。予算管理をしてるディレクターが派遣時代に一緒に仕事をした社員さんであるということもあります。

業務提携会社に人材補充を依頼する

業務提携会社に人材補充を依頼する

よくあるケースが提携企業に人員の補充を頼むケースです。たとえばSEの会社の社員が常駐しているならばその人が所属する会社にお願いしてSEを補充してもらうケースです。

これはデザイナーも同じです。デザイナーを常駐している企業にデザイナーの補充をお願いします。その分野に精通していることもあり、この形式での求人が一番多いのではないかと思います。企業としても採用の手間を丸投げでき、企業もマージンを抜ける、採用者もそれなりの給料がもらえるため一番無難な人材補充方法といえるかもしれません。

提携会社が派遣会社に求人を丸投げする

提携会社からの直接求人であれば差し引かれるマージンは微量ですが、雇用契約や保険・管理の問題で派遣会社に丸投げすることが多くあります。これは少し厄介です。

大手企業の派遣WEBデザイナー

その場合は常駐先企業と派遣会社と2重で給料が差し引かれるため、大元の企業が出しているデザイナーの給料の半分程度になることもあります。開発企業が60万円の予算を出しているのに実質的に25万円程度のレベルのデザイナーが常駐に入るので、レベルの面で問題になることが時々あります。

しかし採用担当は開発企業ではなく、提携企業の人になるため背景はすべて把握しています。よって採用確率は非常に高いです。腕のいいデザイナーをいかに低賃金で飼い殺すかが提携会社と派遣会社の腕の見せ所です。

派遣は給料に見合わないレベルの高い仕事をしている可能性が高い

本来ならばものすごく単価の高い仕事のはずが、派遣というフィルターを通すことで低賃金になっているケースがあります。私の場合がそうでした。

しかしそのおかげでフロントエンド開発やUIUX設計、ディレクションなど多くのことを学べ、現在もフリーランスとして大手企業の常駐などをさせてもらっています。

技術を磨くという意味では時給2000円以下で大手企業のフロントエンドデザイン関係に携わるのはありだと思います。それでもアルバイトからすれば2倍の給料。一般社会人の初任給よりも遥かに高収入です。

派遣社員はフリーランスに登録しておくべき

WEBデザイナーは自分のレベルを把握しづらい環境にあります。仕事でなんとなくやっていた案件の経験が、別の会社からしたら喉から手が出るほど欲しい人材であることは珍しくありません。スマホ・レスポンシブ・フロントエンド系は人が足りていない印象です。

私の場合はスマホアプリのデザインと、WEBサービスの検索関連のUI設計経験でした。アルバイトから派遣会社で給料が2倍になったことにびっくりしましたが、派遣からフリーランスに変わることで更に2倍の給料になることがあります。

実際にフリーランスのWEBデザインの案件を見ても50万円以上のものが半分を締めています。

フリーランスといっても実際は3ヶ月ごとの契約更新が基本で、相性のよい現場ならば継続更新していくのが一般的です。これは派遣と同じ条件です。
低収入だと感じている人は、もしかしたら新しい仕事を探していないだけかもしれません。

一度フリーランスのカウンセリングを受けて、自分の市場価値を確かめてみてはいかがでしょうか。殆どの場合は面接した直後にレベルに見合った案件を紹介してくれますので、自分のレベルと適正収入を知ることができます。

私はレバテックフリーランスにお世話になることが多いです。



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Desingers Navigator

アルバイトWEBデザイナーから始まり派遣WEBデザイナーを経て、大手企業正社員WEBデザイナーへ。その後WEBディレクターになりUI・UXの専門に。現在はフリーランスのWEBデザイナー / ディレクターをしています。

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