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WEBクリエイターの転職の成功は面接準備に集約されている

WEBデザイナーの面接準備

面接への準備をしておくことで当日にどんなことを起きても道筋を外すことがなくなります。押さえておくことはほんの少しです。しかし準備を怠ると高確率で不採用通知を言い渡されます。面接を突破するための準備とテクニックをまとめます。

仕事で面接やプレゼンの少ないWEBデザイナーやエンジニアはしっかりと準備しましょう。技術職であってもそれをしっかりと採用担当者に知ってもらうための戦略が必要です。

自分の転職ストーリーを書き起こしておく

転職理由・志望理由・自己PRがもっとも面接官が知りたいことです。こちらの組み立て方は採用担当からお願いしたい転職の面接で語って欲しい3つのことで掘り下げてありますので、まずはご確認ください。

転職面接はプレゼンです。WEBディレクターやプロデューサーにとってはコンペを勝ち取ると同じ感覚で望むと気が楽になります。

唯一の違いは作品を見せてスクリーンと資料を使いながらのプレゼンではないことです。人と人が向き合ってプレゼンします。WEB系の仕事では機会がないプレゼン型式です。

「書けないことは話すこともできない」というのは有名な言葉です。思考を紙に書き起こすことは少なからずロジカルにまとめようとしますが、口から言葉を発するときは感覚に頼ることが多く、話題が散漫になるからです。

頭の中では完璧だと思っていた内容も口に出すと細部やあやふやであったり全体像がぼやけてしまうという経験は誰もがあると思います。

私はゼロ秒思考という情報整理術を面接やプレゼンで多用しています。詳しくは書籍で確認していただきたいのですが、簡単な内容だけご紹介します

タイトルを決めて1分で思いつくことを書いていく

時間を1分と決めることで本質的な考えが出てきます。書いた文章は消すことなく箇条書きで思いつく限りを書いていきます。

重要だと思うことは文字の大きさを変える、丸で囲む、下線を引くなどして重要度の区別を行なうと整理がしやすくなります。

書き方は自由です。他人に見せるものではありませんので自分の書きやすいように書いてしまっても問題ありません。

  1. まず転職理由を考える
  2. 不満を書き出す
  3. 不満を解消した先にある自分の姿を考える

この順番転職理由を掘り下げていきましょう。面接の受け答えの根本になりますのでどの角度から質問されても答えられる必要があります。

自己分析をし、自分の市場価値を箇条書きする

WEBクリエイターとしてどのような価値があるのかの自己分析をします。WEBデザイナーの転職で多くあるのがPhotoshopによるデザインとHTMLとCSSによるデザイン経験しかないという悩みです。私も最初の転職ではこのスキルセットが基本でしたがしっかりと転職に成功しています。そこから更にスキルを掘り下げます。

一般的なWEBデザイナーのスキルでもこのようにたくさん掘り起こすことができます。

企業の求人や社風を分析してフィッティングしているかを書く

上記のスキルを持っているWEBデザイナーであればフロントエンドエンジニアやWEBサービス系にとっての需要があります。WEBサービスをレスポンシブ化を考えている企業も多いです。Javascriptが書けなくてもjQueyを簡単に読むことができれば開発現場としては問題ないという会社もたくさんあります。

このように自分のスキルと求人案件を照らし合わせ、自分のスキルの何をPRするのかを考えましょう。

それを元に志望動機と自己PRを思いつく限り書いていきます。内容が似ているものでも消さずに書いていきましょう。最後にそれを1つにまとめます。この作業をおこなうことで自分の思考を文字にすることができます。

書きだした文書のすべてに「なぜ?」と問いかける

思考を紙に書くとすっきりしてロジックが組み立ったと思いがちですが、よく見るとかなり適当なことを書いてあると気づくはずです。

たとえばWEBデザイナーとしてのこだわりで「ユーザビリティ」と書いてもそれは情報設計の話なのか?色彩設計の話なのか?文字間やフォントといったミクロの領域なのかがわかりません。

「ユーザービリティ」という言葉を「色弱者にも可読性を確保できるユニバーサルデザイン」という言葉に書き換わります。

あいまいな言葉は必ず面接官に確認されますので、自分の書きだした思考であやふやな点はすべて具体性のある言葉に置き換えます。

緊張対策

適度な緊張感を持つことは当たり前という認識を持ちましょう。

面接は10人中9人が緊張すると言われています。緊張するのは当然であり面接官も折り込み済みです。緊張しているからといって評価が落ちることはありませんので安心してください。

しかし緊張をしていると普段のパフォーマンスが出せないということも事実です。出来る限り本来の姿に近づけるように準備できることはしておくことが重要です。

頭が真っ白になったときの対策

最初に行った自分の思考を紙に書く作業を繰り返し行うことです。最初は抽象的なものが多く修正が必要であることをお伝えしましたが今度は修正後の自分の考えをまた紙に書き出します。

思考を紙に書く作業を繰り返すことで論理的整合性が強固になり、話も具体化されていきます。

それを面接に持ち込んで紙を出しても問題ない雰囲気でしたらためらわずにメモをだして面接しても大丈夫です。

「話しが複雑なので整理したメモがあります。こちらを見ながらお話したいのですが」と断りを入れればたいていの面接官はOKを出します。

実際にメモを見て話すというよりも、最悪の場合はメモを見ればいいという心の余裕が生まれます。

面接を想像しておく

転職する社会人は何度か面接を行っている経験があるはずです。新入社員として入社するときの採用面接でも良いですし、重大なコンペでのプレゼンでも良いでしょう。

その経験を思い出して自分が答えにくい質問をされた時にどう答えるかを考えます。最初の質問で「3分で自己紹介をしてください」と言われることが多いので、その練習を想像の中で行なうことをおすすめします。

3分の中で情報を整理して話さなければいけないということ、一番最初の会話なので、躓くと緊張を最後まで引きずってしまうことが理由です。最初を上手く乗り切れれば緊張も緩和して好循環が生まれます。

質問を用意しておく

面接の通過率を上げるためにはこちらから質問をすることが有効的な手段です。

面接では必ず「何か質問はありますか?」と聞かれます。流石に「ありません」と答える選択肢はありません。少なくとも数年間仕事をする職場です。何もないということ自体が不誠実です。

関心がない、真面目に考えてないと思われても仕方がありません。

多くの人は「質問はありますか?」というフレーズで面接の終了と勘違いして気を抜いてしまいますが、捉え方を変えると今まで好印象が持たれてない応募者にとっては「最後のチャンス」です。

質問内容によって評価を落としてしまうこともありますが、大幅に評価を上げることもできる扱いの難しい問題です。

逆質問という面接テクニックがある

面接の基本的な軸を応募者から採用担当者への質問するに面接方法です。面接とは質問に対して受け答えするものだと信じこみ、返答のテンプレートを用意してくる応募者対策としてよく使われます。

応募者が会社のどこに魅力を感じているのか、どの分野に関心があるのか、企業分析を行っているのかを浮き彫りにすることができます。

評価を落としてしまう質問質問

心象を悪くする質問には共通点があります。「下調べ不足」と「仮説がない」という点です。「そんなこと聞いてどうするの?」と質問力のなさに面接官は落胆します。

してはいけない質問であっても「仮説と下調べ」を組み合わせることで採用担当者の評価は一気にあがります。例を挙げてみましょう。

「御社のスマホサイトのフレームワークはjQueryMobileを使用していますね。3年前に多くのWEBサービスのスマホサイトに導入しましたが、速度の遅さと拡張性の少なさが原因で、最近は違うワークフレーム移行しています。御社のスマホサイトは何か対策を取られる予定はありますか?」

WEBデザイナーやフロントエンドデザイナー独自の切り口です。ウェブサイトのソースコードを読み、客観的な視点から問題点も指摘しています。そしてその解決する仕事は「自分の専門領域」です。

面接官も「実はスマホサイトは現在改修案件の最優先候補だ」「スマホサイトからアプリに切り替えるため開発案件が走っている」

などの答えが返ってくるでしょう。もしかしたらフリーランスのエンジニアを入れて大規模改修を行う予定で指揮を執れるWEBディレクターを探しているというのが求人の目的かもしれません。

実際に自分が現場で仕事をするビジョンが見える質問は有効です。

残業は質問するべき

仕事をする上で残業を気にしない人はいません。実質的な収入にも関わってきます。「残業が多いの仕事はいやだ」と思わせなければいいだけの話なのです。

「残業は月40時間くらいでしょうか?引越し先の場所の目安にしたいので繁忙期の残業時間を教えていただけますか」

このように質問の目的を提示するだけです。地方から都市部に転職してくる場合は引っ越しが必要なので残業があっても家に帰れる場所に家を借りる必要があります。応募者にとっても会社にとっても確認が必要なことです。

逆質問の誘導で現在の評価が分かる

採用担当者の評価で質問の内容が変わります。特に最後の逆質問は如実です。採用を考えている担当者ならば「何か質問はありますか?」、採用する気がないなら「特に何もなければこれで終わりますが」です。

後者の誘導をされたら危険視号です。鋭い分析からの質問で評価を上げなければ不採用の可能性が高いです。そうった意味で最後の質問は切り札といえます。

まとめ

面接で良い印象を持たれたまま進めるため、最後の起死回生の手段のため、面接の準備をしておくことが転職成功には大事なことです。WEBデザイナーは技術職ですが採用の基準はコミュニケーション能力です。

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Desingers Navigator

アルバイトWEBデザイナーから始まり派遣WEBデザイナーを経て、大手企業正社員WEBデザイナーへ。その後WEBディレクターになりUI・UXの専門に。現在はフリーランスのWEBデザイナー / ディレクターをしています。

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