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自己紹介が採用面接の流れをすべて決める。最初の5分で面接官の心を掴むテクニック

面接の自己紹介

中途採用面接で聞かれることは、自己紹介・転職理由・志望理由・職務経歴書にそった実務経験の確認・自己PR・キャリアプラン・仕事への価値です。技術寄りのWEBデザイナー、マネジメント寄りのWEBディレクターでも聞かれることは同じです。

面接官の知りたいことはオーソドックスですが、面接の対策本にあるような回答を嫌います。そのために色々な切り口から質問するのです。

どのような質問でも現在価値・未来価値・会社へのフィッティングを確認しています。

重要な事は最初の5分で面接官の印象は固まってしまうということです。それを元に面接後半の質問内容が変わっていきます。人が人を見るという時点で独断偏見が入ってくることは仕方ありません。

よって転職の面接で重要なことは第一印象を良くするということです。当たり前のように感じますが、できるできないは別問題です。上手く自己紹介ができたストーリーと、失敗したときのリカバリーストーリーの2つを考えなくてはなりません。

自己紹介はひととなりをみる

 自己紹介と自己PR、志望動機の3つを一度に聞かれることもありますが、確率的には自己紹介のみを最初に聞かれることが多いです。なぜ自己紹介が必要なのかを採用担当者の立場から考えましょう。

中途採用の場合は新卒の面接担当官とは違い現場の主任や代表者が行なうことも多く、応募者を機械的に判断することはありません。WEBデザイナーの採用でしたらクリエイティブの部署の代表やチームのトップデザイナーが同席するか、面接を担当することもあります。

全体的な印象と、論理的に会話をまとめる能力はどの職種であっても面接で重視されます。

一番まずいのは自己紹介が長過ぎること

自己紹介が短くて落とすという面接官はほとんどいません。「3分以内」採用担当者から注文しているからです。それを守らずに3分以上自己紹介を続けると、その段階で落とそうと思う面接官はたくさんます。

自己紹介はあえて遮らずに話させて3分を超えたら落としてもいいとルールを持つ人もいるくらいです。

最初の5分で仮説を立てて残りの時間で検証するので、最初の印象を悪くすることは話の方向性が不採用に向かうということを意味します。

履歴書や職務経歴書を見ながら自己紹介を聞いて質問を考えている

応募者は論理立てて話そうと緊張しますが、実は面接官は内容をそれほど聞いていないことが多いといいます。話す内容はすべて職務経歴書やエントリーシートに書かれていることと類似しているからです。

見ているものはその時の表情や仕草、挨拶や姿勢など全体の雰囲気です。

やるべきことは、自己紹介は面接官の注文した時間内にまとめ、できるだけわかりやすくする。ポイントは面接官が質問しやすいキーワードを幾つか組み込むことです。そうすることで面接官の質問を誘導することができます。

自己紹介の基本は3分と考えておき、それよりも長い時間を注文されたら職務経歴、会社に入った時に活かせるスキルや知識のPRの順番で行えばOKです。自己紹介が終わったらその流れで自己PRに入ればいいだけです。

自己紹介のパターン

  1. 挨拶
  2. 会社の説明
  3. 所属や部署の説明
  4. 仕事内容の要約説明
  5. 自己PRのキーワードの提供
  6. しめくくり

挨拶

本日はお時間をいただきありがとうございます。自己紹介と経歴をまとめたものに自己PRを混ぜながらお話させていただきます。

会社の説明、部署、仕事内容の説明

私は◎◎社に平成◎年に入社依頼、自社運営のWEBサービス◎◎◎◎のデザイナーとして◎年勤務していました。

株式会社◎◎は◎ねんに◎◎社が分社化してできた会社です。グループ全体でWEBサービスを収益の固めにしており、結婚から中古車、教育に至るまで日本の生活の質を高めるためのWEBサービスを理念にあげています。

私が担当したのは◎◎というサービスのWEBデザインです。内容はウェブサイトの保守に必要なコーディングとバナー作成。ランディングページ作成が日常業務です。

プロジェクト案件としてはスマホアプリのUIデザインやサービスのリニューアル時のUI設計です。

数値化できた業績は担当したUIのリニューアルによって◎◎の予約率が2%向上しました。

デザインを複数パターン作れるのが得意で、デザイン案などを複数つくったり、作業工数によってはHTMLプロトタイプを先につくり後からディテールのデザインを組み込むことができます。

これによってABテストの数を増やすことができスマホサイトのABテストと案件の専属となり去年と同じ工数でテスト回数を2倍、コンバージョンの4%改善に成功しました。

自己PRのキーワードの提供

WEBデザイナーとして心がけていることは2点です。ブラウザのバージョンを考える必要のないスマホサイトを作っていた経験から最新のCSSやワークフレームにアンテナを立て実践すること。これが競合他者よりも1つ先に行く要因だと思っています。

もう1つはデザイン手法を多く持つこと。開発現場ではデザイナーはボトルネックになりやすいので、次の作業を担当するシステムエンジニアに合わせてデザインやコーディングをアジャストしていく多様性で開発がスムーズに行えるように心がけています。

しめくくり

簡単ですが自己紹介とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

自己紹介を元に質疑応答が始まる

自己紹介を聞きながら採用担当者は質問を練り、応募者がどのような人材であるのかの仮説を立てています。

自分の発言のつまりや緊張を担当者がどのように感じているのかを想像してみてください。それに対してどのようにアプローチをすれば面接官の気持ちが採用に傾くかを考えます。

ここまでが面接の前半の流れになります。

面接の後半は経験を元に転職理由のエピソードを語る

後半の質疑応答は長時間になります。忘れてはいけないのは最初の印象で面接官は落とそうか通そうかのどちらかに傾いているということです。

気持ちとしては「落とそうと思うけれど、光る何かがあるかもしれない」か「通そうと思っているけれど、不安材料は掘り起こしておきたい」のどちらかです。

第一印象が悪かった場合は早急に手を打たないと不採用が確定してしまいます。

逆転の一手はサプライズ

期待されていないほどサプライズは効果があります。絶対的な評価ではなく、予想している期待値との相対評価だからです。

面接の評価があまり芳しくないほど期待値を上回ることができるので、良くない方向に面接が進んだことを想定して準備をしておきましょう。

サプライズに有効なのは企業研究

面接前半で良い印象を持たれない応募者が採用されるケースには共通点があります。「最初の印象は(悪い印象の内容)、だけれでも意外と◎◎だった」というものです。

書評でも褒める際はまず悪い点を挙げておいて最後に持ち上げることでギャップを生み出し、より優れたものであると印象づけることができます。採用面接で意図的に行なうにはリスクが高すぎますがこのような心理があることは確かです。

その悪印象を好印象にするために有効的な手段が企業研究です。

転職に関しては自分のスキルや経験をベースに会社を選ぶため、企業研究を怠りがちです。ことさらWEBデザイナーやエンジニアは自分の技術が発揮できる場所に限定して仕事を探してしまいがちです。

つまり採用担当者は企業研究というジャンルおいて転職者に期待値を持っていないことが多くということです。

そこを逆手に取って面接の切り札にすることができます。企業のことを綿密に分析・研究して悪印象を持つ面接官はいません。

調べられることには限界があり、もしかしたら間違っていることもあるかもしれません。しかし企業研究をしていること自体が主体性な行動の証明であり、会社に入っても同じように取り組みをし、主体的に行動することができるのではないかというビジョンを提供することができます。

大事なのな主体性とやる気

自己紹介から始まり、転職理由・志望動機・自己PRと面接は続きますが、全体で見られているのは主体性とやる気の2点の集約できます。

転職活動を始めると多く企業が選択肢にあがります。その中で優先順位をつけ、一番行きたい会社から面接を受けます。

本質的にその仕事が好きで、その会社に入りたいという気持ちがあるはずです。

多くの転職者はその会社に「入りたい」という気持ちが強すぎて入った後にどのようなパフォーマンスを出せるのかというビジョンを採用面接官に伝えることができずに不採用となってしまいます。

話す内容は経験をベースにする

WEBクリエイターの転職の成功は面接準備に集約されているを確認してください。やるべきことは今までの自分の経験とスキルの延長に転職希望先があるということです。自己実現を達成するためにはその会社に入ることが絶対条件であり、そのためにどのようなことをするのか、会社にどのような利益をもたらすことができるのかを、具体的なエピソードを使って話しましょう。

気持ちが伝わるかどうかで結果は変わる

どうしても入社したいという気持ちが、その場の付け焼き刃ではなく経験の延長であり、論理的にまとまっていれば結果は大きく変わってきます。採用面接はこの気持ちをどのように伝えるかという場でもあります。

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Desingers Navigator

アルバイトWEBデザイナーから始まり派遣WEBデザイナーを経て、大手企業正社員WEBデザイナーへ。その後WEBディレクターになりUI・UXの専門に。現在はフリーランスのWEBデザイナー / ディレクターをしています。

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