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WEBデザイナーは自分の身を守ることを転職理由にしてもよい

WEBデザイナーの転職理由
WEBデザイナーの転職はすべてが円満というわけではありません。私も会社に思うところがあり転職をしたこともありますし、同期のWEBデザイナーや職場の仲間も様々な理由で辞めていきました。

ステップアップのために転職できればベストですが時には自分の身を守るために転職しなければならないときもあります。会社から逃げるために転職をすると失敗すると言われていますが、WEBデザイナーに関して言えば今すぐ逃げないと将来WEBデザイナーとしての仕事につけなくなる可能性があります。

私と周りのWEBデザイナーが転職を決意したケースも含めまとめてみましょう。

「なるはや」の日常化

「なるべく早くデザインして・納品して」という意味で制作現場で使用されます。WEBデザイナーは調子がいい日もあれば悪い日もあります。デザインでも得意な分野と苦手な分野があります。ムラがあると言われればそれまでですが、それがデザイン職です。

なるべく多くのデザインに対応し、時代のトレンドをキャッチアップするためにWEBデザイナーはアウトプット作業と同じくらいインプットの作業が大事です。

これを理解していない会社や上司は、デザイナーに仕事を投げれば最新のトレンドをおさえたデザインが上がってくると盲信しています。

「なるべく急いでデザインして!最新のデザインでね。あとこのページパラララックスエフェクトを入れようと思うから!」とデザイナーの立場を理解していない現場があります。

その最新の技術をどこでインプットすればいいのか?日々の激務に追われストレスが貯まり、自分の中にある技術をアウトプットした段階で転職を決意します。

WEBディレクターが仕事の邪魔をする

数回に渡るデザイン修正で仕事が詰まるとき、その責任はWEBディレクターなのかWEBデザイナーなのかをジャッジすることは第三者から見ると難しい問題です。

しかしWEBディレクターとWEBデザイナーの間でならしっかりとその線引をすることができます。WEBディレクターの指示が悪いのかWEBデザイナーのスキルが足りないのかのどちらかです。

「きらきら感を出して」「特別感」など抽象的なクライアントの要望に対して具体的な形で要件をまとめられないディレクターはWEBデザイナーのストレスになります。

最終的にはWEBデザイナーがクライアントとの打ち合わせに同席して要件をまとめて持ち帰りデザインをします。先方もそのほうが理想通りのデザインが上がってくるので、ディレクターを挟まずに直でデザイナーと連絡を取ろうとします。

もちろんWEBディレクターはその間に入り調整するのが仕事ですから間に入ろうとします。クライアントとWEBデザイナーの両方からの信用を失ったWEBディレクターは仕事の邪魔なだけです。

そのことに対して対策を取れる会社ならば僥倖ですが、ほとんどのデザイン開発現場でWEBディレクターとデザイナーの間の調整や修正を行なう仕組みはありません。WEBデザイナーはプロジェクトが終わるまでWEBディレクターに引っ掻き回されます。

なぜ自分がディレクションをやらなくてはならないのか?WEBデザインに割く時間が減り残業も増えていく職場環境に疑問を感じて転職を決意します。

仕事を家に持ち帰る

優しいWEBデザイナーは会社の体制が劣悪でもクライアントの利益を守ろうと仕事を家に持ち帰ります。会社で毎日深夜まで仕事をすると法律的に色々問題があり会社がいい顔をしないからです。

もちろん残業代は出ません。モチベーションは使命感だけです。その先に待つものは身体を壊して出社できなくなるか、納品後の虚無感でモチベーションを保てなくなるかです。

クライアントファーストのマインドを持つ人ほどブラック企業にいいように使われます。しかしその精神は多くのWEB製作の現場で求められているものでもあり高い技術力を持っている人が多い傾向があります。

本当にクライアントのために働くためにまずは自分をしっかりと守ろうと、身体と心の安定のため転職を決意します。

デザインの仕事ができない

急な退職が続き現場に人がいなくなってしまいました。なぜか営業の電話をWEBデザイナーが行い、クレーム処理も行なうようにもなりました。しかし一向に新しい社員が入ってこないしアルバイトを雇う気配もありません。

「給料は変わっていないけれど職務の半分は営業や事務の社員と同じになった。この会社にとってデザインは必要とされていないのではないか?」

自分の存在意義に疑問を抱き「WEBデザイナー」の仕事をするために転職を決意します。

会社に倫理観がない

「薄々気づいていたけれどもこのソフト違法コピーしているんじゃないか?WEBサイトの更新作業の代行も行っているがサーバーのパスワードをクライアントには教えていない。かならず会社に連絡してもらってデザイナーが更新するスキームを組んでいる」

お客様のウェブサイトを会社が囲い込んで契約更新のときに脅迫じみた交渉をする会社も少なからず存在します。

そのような社風に疑問を抱き転職を決意します。

この会社はもう長くない

クライアントから毎日クレームが入る、社長のワンマン経営でWEB制作現場としてのワークフローが取れていない、ディレクターという名の企画営業がスケジュール組んでいてWEBデザインのことに関しては無知である。会社はボーナスを出すことに条件をつける。

このよう会社として破綻しているに務めているWEBデザイナーは会社の経営状態は詳しくわかりませんが、自分がクライアントだったら絶対に仕事は頼まないと断言できます。

ある日突然会社が倒産して露頭に迷わないために転職を決意します。

WEBデザイナーは自分を守るという理由で転職しても良い

WEBデザイナーが数年後も第一線でWEBデザイナーであり続けるためにはインプット環境があること、優秀なWEBディレクターが揃っていること。環境次第であることは間違いありません。

品質のよいアウトプットを行なうためには、ディレクターがしっかりと要件をまとめることと製作期間がしっかりとあることが最低条件です。

それに対して一部では毎日終電で家に帰るような制作現場であったり、泊まり込みでデスマーチをするような職場もあります。

WEBの技術が常に進化していますので、最新技術を勉強できない職場にいると5年後には仕事がなくなっている可能性があります。WEBデザイナーでいるために転職するという考えを持ちましょう。

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Desingers Navigator

アルバイトWEBデザイナーから始まり派遣WEBデザイナーを経て、大手企業正社員WEBデザイナーへ。その後WEBディレクターになりUI・UXの専門に。現在はフリーランスのWEBデザイナー / ディレクターをしています。

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