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UI・UXデザイナーを目指す人におすすめしたい。私が今でも読み返す参考書2冊

UXの参考書のおすすめ

WEBデザイナーからのキャリアアップの1つとしての選択肢でもあるUI設計やUXデザイナー。

UI・UXの求人内容を見ると、PhotoshopでデザインしてHTML・CSS・javascriptでのコーディングをメインにしている人には「私は受かるのだろうか…」と不安になる内容ばかりです。

一般的なWEBデザイナーの方でもUI・UXの知識を得て普段のデザインの仕事に落としこむことができれば十分実績としてPRすることができます。

UXの勉強をするのに最初におすすめしたい良書をご紹介します。数多くのUX系の書籍を読みましたが、その中でもダントツでおすすめできる2冊を厳選しました。私は今でも定期的に読み返します。

IAシンキング Web制作者・担当者のためのIA思考術

IA(インフォメーションアーキテクチャ)の本です。直接のUXではありませんが、ユーザーが最短で目的のページにたどり着くためにはどのようなカテゴライズをするべきなのかが非常にわかり易く説明してあります。

また1ページに入れる情報量、例えばECサイトのグローバルメニューの設計はどのように行なうのが最適なのかという考察は情報設計の経験が不足しがちなWEBデザイナーに必読です。

「より使いやすいWEBサイト」を作るためには1画面単位のユーザービリティの前にサイト全体の情報設計が必要となります。UXとは様々な定義がありますが、「一通り使ってみてもう一度使いたいサイト」であるかどうかが重要であることは間違いありません。

そういった意味ではUXの基礎部分の習得にもっとも向いている入門書といえます。

誰のためのデザイン?

WEBデザイナーにはグサッとささるタイトルであり、デザイン書のバイブルでもあります。本書はWEBデザインのみではなく工業製品に至るまでフォローする内容であり、実践的というよりは概念的です。

それ故にスニペットやライブラリといった手先の技術に頼りがちな現在のWEBデザイナーが読むと斬新です。まさに温故知新。

本書は近年の社会で形成された人の常識に沿って使いやすいデザインになっているのか?というアプローチです。

ボタンは立体的に表示した方が「押せる」って誰でもわかるよね?なぜそのようにデザインしないの?と投げかけてきます。このように見た目の美しさにこだわり過ぎて機能性がないデザインに質問を投げかけています。

このように自身の体験に基づいて説明も不要で使い方がわかることを「アフォーダンス」といい、本書はこれに沿ってデザインすることを推奨しています。ドアノブを見れば押すか引くか分かる。

椅子を見れば座ることができるという社会生活の中で常識であるとされている概念に反したデザインはユーザーインターフェースとしては優れていないと言っています。

UI・UXはと情報設計と伝え方

この2冊でWEBサイトとは誰のためにどのようにデザインするべきなのか?という上流工程が理解できます。これはUXの上流工程の考え方です。

WEBデザイナーはディレクターからきた発注書やワイヤーフレームを元に、トンマナを意識して1ページ単位でのデザインが主ですが、ご紹介した2冊の考え方を落としこむとウェブサイトを俯瞰的に見えるようになります。

そのとき情報設計に歪さを感じたり、ターゲットに提案するべきデザインとかけ離れていると感じたならば意見してみるものいいかもしれません。

もしかしたらあなたの案が通り改修要件にあがるかもしれませんし、こちらが提示したデザイン案を既存のデザインとABテストしてくれるかもしれません。

こうなれば立派なUXデザインをしているといえるでしょう。

UX関係の人たちは上流工程の仕事であるがゆえにディレクターやプロデューサーからのキャリアチェンジが多い傾向にあります。数字や分析に強いという意味では適役ですが、ことデザインの詳細の詰めは甘いように感じます。

そんな中実際にデザインを起こしHTMLとCSSが即座にプロトタイピングすることができるUXデザイナーがいるならば大規模はWEB開発会社では重宝されるのではないかと思います。

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Desingers Navigator

アルバイトWEBデザイナーから始まり派遣WEBデザイナーを経て、大手企業正社員WEBデザイナーへ。その後WEBディレクターになりUI・UXの専門に。現在はフリーランスのWEBデザイナー / ディレクターをしています。

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